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大学院を受けてみましたが落ちました。 - 2009.03.15 Sun

20090315121630
OTの学校を卒業して3年たちました。

日々いろんな思いがあり、ここで一つ働きながら院にいってみたいと思い、大学院を受験してみたのですが、2倍くらいの倍率があって結果は不合格でした。


原因を自分なりに考えてみたのですが、やっぱり研究計画が甘かったなと思います。


自分の研究計画は

『精神科に入院して早期に作業療法を導入して、3ヶ月以内に退院出来た患者さんに対して、入院中に受けた作業療法についてどのように感じたか、どのような効果があったか聞く。』

というような感じだったのですが、面接試験では研究動機についてはよく話せても、研究計画についてはあまり具体的に話せないという感じで、質問にもうまく答えられなくって駄目でした。

面接試験の事を振り返るといろいろと思う事があります。
一番強く思うのは、自分は精神科の作業療法について、本当によくわかっていないなという事です。
精神科の作業療法について治療構造があまりよくわかってないなと思います。
そもそも精神科のOTに治療構造なんてあるのかな?みたいな半信半疑な気持ちで仕事をしている所もあるからかもしれません。
その辺を明らかにしたくて、まずは患者さんに聞いてみようというような研究計画だったのですが、やっぱりその辺が順序が違うだろ!と面接官には思われたみたいです。

『そもそも効果があると思うから患者さんに提供するのであって、提供してから患者さんに効果があったかどうか聞くのはおかしいのでは?』というような事を言われ、まあそうなんだけど、自分の言いたい事は少し違うと思いながらうまく伝えれず面接は終わってしまいました。


もう少し仕事に集中して、自分の中の作業療法観を固めてからまたチャレンジしようかなと思います。

● COMMENT ●

結果としては残念だったのでしょうが このメタ視点面白いですねぇ 何らかの治療効果を期待した介入が別の効果を生む このブログでも様々なセラピーのそういう側面について書かれてましたし ベイトソンのロジカルタイプはまさにそのことを扱ってますねぇ(パブロフのは神経症を起こすものとか言ってますし) 精神科の治療構造については私はよくわからないのですが 基本的なものを押さえることで それ以外のことがわかるのですかねぇ しかし運動療法の理論で考える(ボバースとか)と現象はその理論の予想の範囲内で 結果があまり出なくても 理論自体が誤りではなくちょっと例外だったということになるので(ここら辺がクーンポパー池田そして西條に至る等の科学論の問題です) やはりある治療原理の外部にそれと別の治療原理を何とか持ってくることが大事なような気がします ぱきらさんが面白いことやってくれること期待してますよ

残念です(><)
作業療法の効果・質を治療者側だけでなく、患者・利用者側からの視点も含め検討することができるテーマで、自分はイイ!!と思っていたんですが…

精神科作業療法が本当に良くわかっていないのは私も同様です。ぱきらさんを見習って、わかるとまではいかないだろうけど、わかろうとする努力は続けていきたいです!!

OTサンシャインさん>コメントありがとうございます。

自分の考えを意外と面白がってくれる人がいることを嬉しく思います。

予想不可能なことがあるからこそ作業療法の面白さがあると思っています。

あと、作業療法士が提供しているものは、患者さんに提供している作業活動だけではなくて、患者さんを取り巻く環境、それは看護師であったり、医師であったり、家族であったりするのですが、それらに対して働きかけているので、結果的に患者さんが良くなるって事があると思っています。

患者さんがやる事に関して、がんばってこういうものを作っているので、ほめてあげてくださいよと、家族や看護師、医師に根回しをするようなことも、作業療法士の大切な仕事の一部だったりするのではないかなと思います。

患者さんは作業活動に癒されるというより、結局人に癒されるっていう所が大きいような気もしますので、どのような治療環境で過ごすかって事とか、作業療法が良い治療環境作りにどれだけ貢献できるかって事が、とても重要なんじゃないかなと思っています。
ここでの環境というのは、人的な環境、社会的な環境という意味です。

さらに、もう一つは、効果っていうのは、治療者が効果だと思っても、患者が効果だとかんじなければ意味がないなと思っているという事です。

作業療法の持つ、予測不可能性、環境への影響、治療者と患者の効果に関する認識のすり合わせ、そのあたりの事を、明らかにしたいなと思い、研究計画を立てたのですが、うまく形にならなかったところが敗因かなと思っています。

だけど、このあたりの事を考えたら、まだやっぱりあまりまとまらないです。

やっぱり、なんらかの理論的な背景は必要だなって思います。

治療原理の外部にそれと別の治療原理ってのは参考になりました。
もっといろいろ勉強する事と自分の考えを形にしてもっと発表したりする事が大切だなと思いました。

コメントありがとうございました。

もうしんさん>コメントありがとうございますっ!!!
そんなわけで残念な結果だったんですよ。
ブログでの報告でごめんなさいっ!!

ついに4年目突入ですね!
今度一緒に勉強会とかしましょう!!
今年度もよろしくおねがいします

 丁寧なお返事ありがとうございます・・

 事例検討の方のブログを読んでも、ぱきらさんは環境整備の方に携わっているからそういうことが見えるのかもしれませんし・・非常に面白い視点だなぁと思います。

 ダイレクトに作業療法として関わる場面の治療効果を考えるのか、それが波及していく環境を重視するのか面白いですねぇ・・
(通常のセラピストは、もしかしたらOT場面での影響力に囚われすぎてすぎているのかもしれません・・)

 セラピーの効果の問題はやはり面白いし、セラピーが多義的であるというのは、「影」のようなもので、それを踏まえると、また別の何かが出てきてしまう・・みたいで哲学的ですねぇ・・

 運動療法で考えると、ROM訓練と言っても筋肉や脳を含めた神経に何も影響しないわけもないわけで、そういう多義性のロマンを感じますし、便宜的に断片的に考えていると言うことに対して自覚的であるように感じます。

ありがとうございます。

運動療法で考えると、ROM訓練と言っても筋肉や脳を含めた神経に何も影響しないわけもないわけって言うのも面白いですね。

OTサンシャインさんの日記にもありましたが、「リハビリの人にマンツーマンで触ってもらえるだけでも、喜ぶよ」っていう意見もありますが、そういうことって実は意外と効果として大きいのではないかと思っていたりします。
うちの病院でもPTが一人いて、個別リハをしていますが、「明日はリハビリがあるから。。。」などといって、前日くらいからずっと楽しみにしている人がいたりして、個別に関わってもらうってのは嬉しいのだろうな~と思います。
翌日にリハビリがあるからって言う事で、前日からわくわくして楽しみにしていたり、場合によっては自分で何かリハビリに備えて準備をしていたり、そういうことがあるとしたら、それこそ、リハビリの時間以外に波及しているリハの効果の一つなのかなとか思います。

COPMとかMOHOとか使って、クライアントとの目標の一致が、よりできていたら、よりそういう面は大きいのかもしれませんね。


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ぱきら (杉長彬)

Author:ぱきら (杉長彬)
作業療法士
NLPマスタープラクティショナー
心療回想士
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