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こころの科学 第140号子どもの悩みをきく - 2008.08.23 Sat

20080823080422
毎回購読して読んでる雑誌『こころの科学』。
今回は『子どもの悩みをきく』というテーマ。
今回も一つのテーマで児童精神科医、スクールカウンセラー、学校教諭、非行に関わる現場の人たちなど様々な立場の人が書いている。
いろいろ読んでみると、総じて子どもが悩みを語りだすまでが困難だと言うことを書いている人が多い印象をうけた。
『悩み』以前のイライラ感やモヤモヤ感。ここから悩みを語るところまで言語化するサポートをし、さらにこの悩み相談を『解決志向的』『問題志向的』など悩みに取り組む姿勢にまでつなげていく。その事の難しさやコツについてヒントになるような事がたくさん書いてあった。
『子どもたちは、まるで悩み以前の世界に留まっているように感じる』と書いている人がいたが、非常にいい表現だなと感じた。
私も精神科で作業療法士をしており、対象としている患者さんは成人の方が多いけれど、同じような事を感じる。

『悩み以前の世界』から、悩みを語りだすまで、言語化してまとまった形で話してくれるまでが難しいなと感じる。

私が臨床で2年半働いて感じている事は、こちらからガンガン“悩みを聞くぞ~”っていう態度をとるより、患者さん自身の『今なら話せる』『この人なら話せる』というタイミングを待って、そのタイミングになったらうまくキャッチしてつかまえる。そんな感じの態度をとってた方が、患者さんがポロっと悩みを話してくれる事が多いという事。
いつでも悩みは聴きますよという態度をとりつつ“待つ”って感じだろうか…

良いことを書いている人がいて、『私は、「きみの話をききたい」のであって、「悩みをききたい」のがことの中心ではないように感じてきたからかもしれない。(中略)きく、尋ねるという「探る」態度より、会話を楽しみたい、対話をしたいという「関係性の樹立」のほうを大切にしたい、と思う。』と書いている人がいた。
ほんとによい事を書いてるなと思う。私もこの「関係性の樹立」を大切にしながら働きたいなと思う。

● COMMENT ●

 うーんいいお話ですねぇ・・

 「悩み」を聞くことが先に立ってしまうと、悩みという問題が志向されて関係性が樹立されない気がしますねぇ・・

 そういう意味では待つことって大事ですねぇ・・そんなことを考えるとキュウセイキの私にできることは「今はまだその時ではない」ってメッセージを送ることかもしれませんねぇ・・

 セラピストが焦っちゃ駄目でしょうねぇ・・



こんにちは。

 自分は職場で健常者と呼ばれる人でしか実感したことがないのですが、「待ったり」、「関係を作ったり」というのは非常に重要だなと感じてます。 例えば・・・↓

 何かいつもと違うノンバーバルなサインを出している人にいつもの会話の中に“何かあった?”、“大丈夫?”、などのあなたを気にしていますよ的なキーワードをさり気なく織り込む。 決して、自分から無理矢理話を聞き出すことはしません。 すると、こちらから、聞こうとしなくてもあちらから話してくる。 話を聴いている時も、十分に話してもらう。 こちらからは尋問のようにアレコレ訊かない。 全て、受け止めますよ的な感じで聴く。 例え、言いたいことが上手く言えなかったり、まとまりのない感じであっても、肯定的、受容的に聴くと、何だか分かりませんがスッキリしてくれます。 自分はあまりいいアドバイスが出来ないのに・・・泣。

 少しぱきらさんの日記からズレるかもしれませんが、こんな感じでファーストコンタクトから「待つ」「関係性の樹立」の姿勢で関わると(相手にとって、自分は安心できる環境ですよ的な関わりの継続)、何だか分かりませんが意を決してくれます。 そう考えると健常者は(健常者しか知らないので)、関係性の樹立で言うと、相手を常に気に掛けることが、また、待つで言うと、相手のスペースに入り込まずに自分の提供する安心できる場所に来てくれるのを待ち、そこで相手のペースで自由に話せる環境を提供するのが、「悩みを聴く」ことなのかなぁと思います。

 でも、たまに相手より先に出てしまうことがあるので、「待つ」、「関係性の樹立」をいつも意識していきたいと思います。 気づきと再確認を与えて頂き、ありがとうございます。

OTサンシャイン さん>そうですね☆まずは焦らない事、焦らせない事って大切ですよね☆
一年目の頃はついついガッツいてしまい、なんだか患者さんをひかせてしまっていたような気がします。

しゅ~さん>熱いコメントありがとうございます。話を聞くことに関しては「健常者」も「患者さん」も関係ないと思いますよ。
健康な方であっても、自分の悩みとなると、うまくまとまって言語化できないことも多いですし、冷静に自分の悩みに「問題志向的」にも「解決志向的」に取り組めないことが多いような気がします。


”尋問のようにアレコレ訊かない”ってのはいいですよね。まさにそのとおりだと思います。
ただ話の聞き方というのは、非常に奥の深いところがあって、わかっていてもうまくできないことがあったりもすることがあって、そのあたりが臨床はおもしろいなと思うところだったりします。

本や教科書に書いてあることを応用させて話すような感じでしょうか。。。


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