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精神科治療の覚書 中井久夫 著 - 2008.02.22 Fri

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中井久夫先生の本です。主に統合失調症の寛解過程、治療や精神科医療全般について書いてあります。
中井先生の本は以前「こんなとき私はどうしてきたか」を紹介しましたが、それより詳しく書いてあるような感じです。

統合失調症の回復において、「余裕を回復してもらうこと」「焦らせないこと」が大切なのだという事が、この本を読むとよくわかります。

治療でいちばんむつかしいのは、賦活(元気づけ)であり、鎮静や休息の方向性をとるのに比べ、賦活の方向性をとるのは、より慎重に行うべきものだそうです。
急性精神病状態の鎮静後には消耗状態が続く事が言われていますが、この時期にあまり賦活しすぎて「焦らせる」ような介入をしない事が大切という事です。

しかし急性期が終息につれ、退屈感が生じてくるが、退屈感の比重が増してくると慢性化への可能性が高まるようです。

我々作業療法士は精神科において、患者さんを賦活させるような仕事が多いと思います。
早すぎる働きかけは、「焦り」を生み症状を悪くさせる危険性を持っているようですが、
働きかけな過ぎると、「見捨てられ感」を生んだり、「退屈感」を生み慢性化につながる要素が有ると言う事なのでしょう。

タイミングを見計らうのが重要なのだなと思いました。




精神科治療の覚書 (からだの科学選書)精神科治療の覚書 (からだの科学選書)
(1982/04)
中井 久夫

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● COMMENT ●

私も、療法士さんがやさしい方で
焦らせないので、物足りなさを感じたことがあります

患者は、コミュニケーションがへただから
先生方はたいへんだろうなぁー

職場に、「境界性人格障害+鬱病」の先生がいます
私はそのひとがすきだけど、
身近なひとたちは大変そうv-26

ミルシノンさん>コメントありがとうございます!
焦らせないというのは、治療においてとっても大切な事みたいですね。

境界性人格障害ちっくな方は、どこにも結構いたりしますよね~

周りの人も大変ですが、本人ももっと大変なんだと思います。
だけど、私は巻き込まれてしまいそうなので、患者さん以外で出会った時には、あまり関わらないようにしてしまいます。
恋愛感情的なものが出てきてしまうと、私のキャパでは対処できず、ろくな事にはならないような気がしますので。


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